納屋の中から天体望遠鏡が

11月22日、家内が納屋の整理をしていたところ父親が買った天体望遠鏡が見つかりました。木箱の裏には父親の字で「昭和2年5月17日、天体望遠鏡買入、科学画報代理部ヨリ」と書かれていました。昭和二年ということは父親が17歳のとき、丁度、肺結核を患い療養中に無聊を慰めるために購入したものと推測してます。今から93年前の製品、その当時は材料にアルミとかプラスチックは無く、ほとんど鉄ばかり、そのため非常に重たいがその分シッカリと固定できる。年月の経過で、鏡筒の塗装は劣化が激しく触ると所々剝れてくる。有難いことに鏡筒内部、レンズに、カビはなくレンズの曇りだけの様である。子供の頃、月のクレータや惑星を覗いたことを思い出し、この望遠鏡、オーバーホールして大切に残したいと考えます。

鎌掛の夜空は、快晴で月が出てなければ天の川銀河も肉眼で確認でき、またブレアデス星団も私(73歳)の目でも5~6個は視認できるというレベルです。この8月頃からお天気のいい日には、家内と星空観測をしてます。特に家内は、かわいい孫と天体観測をできること楽しみに猛勉強中です。

星空を撮影できるカメラを持たないため、綺麗な星空写真を皆さんにお届けできないのが残念です。私のカメラはマニュアル設定で、頑張ってもISO800,F3.0,露光時間が15sec です。いずれはお小遣いを貯めてシッカリしたカメラをと考えてます。10月に私のデジカメでとった写真をつけておきます。画面左側中段ぐらいにカシオペア、その右側にアンドロメダ、その下側にペルセウス、そして画面右下あたりにブレアデス星団(昴)があります。

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