東面妻壁部分を創建当時の姿に復元中

 

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 復元中、2階妻梁の補強工事も終わり、また2階のヴォーリズ建築には珍しい他に作例の無い特徴ある虫篭窓が出現

 復元中、1階2階部分の真壁の妻壁が出現、あとは妻梁の水切り板の設置と、漆喰壁の仕上げ塗りを待つのみ、仕上げの壁の色は創建当時の灰色のとし、壁下部には白色の帯を入れて完成です。

我家は、創建時から表通りに面した東面妻壁部分が、台風襲来の時に常に激しい風雨さらされ、雨漏り等の問題が発生しておりました。60年前の伊勢湾台風で決定的な被害を受けたため、横殴りの風雨対策として2階の妻壁部分には焼杉板のしぶき板の設置、1階玄関上の妻壁には白色のトタン板での養生しておりました。昨年(2018年)の台風21号、24号で大屋根の棟瓦が倒壊するなどの被害が発生しました。この修理に合わせて、大きな負担を伴い、資金繰りが難しいですが、妻壁部分も創建当時の姿に戻すことに致しました。

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